食品学実験で牛乳の実験を行いました!

食品学実験で牛乳の実験を行いました!

みなさん、こんにちは😁

福岡県小郡市にある平岡栄養士専門学校です🍅🍅

さて今日は、栄養士校1年生の授業「食品学実験」の様子をご紹介します💁

 

「実験」という言葉を聞くと、難しそうな授業だなと感じる方がいるかもしれませんが、

平岡栄養士専門学校の「食品学実験」では、食品に含まれる成分、塩分や色素など身近で分かりやすい内容をテーマにして学んでいます!🔍

 

今回は“牛乳”を使った2つの実験をみていきましょう🙋

まずは「牛乳のカルシウム定量」の実験です!

牛乳には豊富なカルシウムが含まれていますが、普通牛乳と低脂肪牛乳を比較して、カルシウム量にどれほどの違いがあるのかを調べていきます🥛

▲実験室は広く全員が前を向いて授業を受けられるつくりになっています!

 

牛乳を入れた三角フラスコに、ビュレットという器具を使って試薬を滴下していきます「滴定」という実験操作です。

指示薬により色が変化する点を終点と呼び、終点での滴下量からカルシウム量を算出するのですが、実はその終点は突然やってくるので、慎重に、一滴ずつ滴下する丁寧な作業が求められます😌

▲おそるおそる。。。??慎重に滴下を行っています。

変化が分かりやすいよう牛乳には試薬で色付け・指示薬を入れています!

今回はオレンジから、黄色に変化したときが滴定の終点です🔶

▲お手本と見比べているようです☺

この作業を3回行って平均値を出し、その数値を基に、計算をしてカルシウム量を求めていきます!ビュレットを用いた作業は、試料を替え別の実験でもよく利用します。はじめは滴定の操作が苦手な学生が多かったのですが、少しずつ上達しているようです😆

続いては「牛乳のタンパク質・カゼインの分離」の実験です!

牛乳のpHを変化させ、牛乳に含まれている良質なたんぱく質(カゼイン)を、分離させていきます👩‍🔬

▲温度を保ちながら、牛乳を温めます

今回は食酢を使ってpHを変化させました😄

牛乳は食酢を入れて、酸性にすると、牛乳のタンパク質が少しずつ固まってきます。

さらし布でろ過し、水気を絞ります!

▲力いっぱい絞っています!

さらしに残った固形物は「カード」といい、チーズの原料になります😁

カード以外の液体成分は「乳清(ホエー)」と呼ばれます。ヨーグルトを放置した時に上部にたまる、あの液体も乳清です😃

分離した2つを観察し、色やにおいの違いを比較します🤔

▲「あ、”チーズのにおい”だ~!!」🤭

身近な食品である牛乳の成分を2つに分離し、変化が目に見えてわかる実験にみんなも興味津々でした

1つずつ理屈と段取りを学びながら進めていくので、難しそうな言葉がでてきても大丈夫😄

今後も実験の様子をまた紹介していきます、お楽しみに!🙆

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