こんにちは。平岡栄養士専門学校です。😊
今回は、「調理もできる栄養士」を目標にする本校が力を入れている「基礎調理学実習」についてご紹介いたします。
本校では、2年間を通して「基礎調理学実習」という授業があり、基本的な調理技術を学びます。
1年生の始めは、キャベツの千切り玉葱のみじん切りから、2年生では鯵の三枚卸しや出し巻き卵、オムレツなども作ります。大量調理はもちろんのこと、本格的なプロ並みの料理を完成するためにも必要な技術を磨くのです。
▲大根の桂剥きもこんなに上手になります。
▲形や大きさを揃えて切る技術も身に付きます(人参の五種切り)
▲「錦糸卵」は、保育園など行事食でよく使われますので、就職先でも役立ちます。
▲調理師校が併設されている本校では、調理師校の専門の先生からも学ぶことができます。
また、本校の実習室は、一人一台の実習台を備えていて、全員が同時に同じ作業ができますので、全員が一緒に練習することができます。
実は、全員が同時に同じ作業をすることによって、講師はもとより学生本人も”自分の欠点”が解りやすく、ピンポイント的に練習できるため、上達も早いという効果が出ているんです。
▲隣の人と比べながら練習することが上達のきっかけになります。
実習室の前方にはモニターがありますので、後ろの席からでも講師の先生の手元が見れるようになっています。
▲席を立って講師の周囲に集まらなくてよいので効率的です。
そして、授業で学ぶだけでなく、さらに練習をしたい学生には、課外授業に自由参加できるようになっています。
「実習室開放」と呼ぶこの課外授業では、講師の先生からマンツーマンで学ぶことができるので学生達に好評です。
▲自分が苦手な課題について集中的に練習できます。
このようにして基礎調理技術を身に付けることで、卒業時にはさまざまなメニューを作ることができるようになります。
例えば、2年生の集団給食実習の最後のメニューがコレ ↓↓↓
▲調理技術が随所に光る、とてもきれいな仕上がりです
メニュー:ごまごはん、雑煮、梅しそ巻き、冬野菜の和風グラタン、えび松風、筑前煮、柿なます、栗きんとん
このように、2年間、地道に基礎を練習することで、調理技術が身に付き、就職してからも即戦力として、しっかり働くことができるようになります。
学生の成長の様子については、これからもお伝えしていきますので、お楽しみに!