食品加工実習でパン作りを学びました

食品加工実習でパン作りを学びました

皆さん、こんにちは

福岡県小郡市にある平岡栄養士専門学校です。

 

今回は、栄養士校2年生で人気の授業、食品加工実習についてご紹介します。

食品加工実習とは、梅干しや味噌、ジャムやこんにゃくなど、さまざまな加工食品の製造原理や安全性を学ぶ授業です。

実際に手作りで加工食品を作って食べる実習なので、学生達に大人気!!

先日はパン作りを学びましたので、その様子をご紹介します。

 

今回作ったのは、人参パンとハムロール。

▲焼きたてのパンに手作りのバターを添えて。

人参パンは、すりおろした人参を加えて作りますが、あまり人参の風味は強くないので、人参が苦手な人でもおいしく食べることができるパンです。

ハムロールは、ハムを巻き込んで、チーズをのせて焼く、朝食にもピッタリのお惣菜パンです。

 

それでは、実際に作り方を見ていきましょう。

まず、強力粉、ドライイーストなどの材料を合わせてこねていきます。

▲人参パンは、すりおろした人参を混ぜるのでオレンジ色のパンになります。

▲しっかりとこねます。力が必要なので、みんな必死です(笑)!

そして、滑らかな生地になってきたら、人参パンにはバター、ハムロールにはマーガリンを加えてさらにこねます。

人参パンは具材をのせたりしないので、よりコクが出るようにバターを使用し、ハムロールはハムやチーズを使うので、あっさりめのマーガリンを使用します。

そして、1次発酵を40分程度行います。

すると、

▲これくらいの大きさだった生地が

▲こんなに膨らみます

そして、1次発酵が終わった生地は、分割して成形します。

▲人参パンは丸く成形します。

▲ハムロールは、ハムをくるくると巻き込んで、成形します。

その後は、2次発酵を行い、オーブンで焼きます。

▲発酵は「ホイロ」という発酵に適した温度・湿度に保つ機械で行います。

▲美味しそうに焼けました!オーブンから取り出すときは満面の笑み!!

▲試食の時もみんなニコニコです

初めてパンを作ったという学生も多く、意外と簡単にできることに驚いているようでした。

手ごねで作ると、愛着も湧き、おいしさも格別だったようです。

このような体験は、保育園などでの食育にも活用できる内容で、実際に就職して園児と一緒にパンを作っているという卒業生もいるんですよ。

加工実習はまだまだ続きます。次回もお楽しみに~!!!

 

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